2018年5月、ときわ台駅の北口の駅舎がリニューアルされました。
リニューアルと聞くと、同じく東武東上線の成増駅みたいに?(平成28年にリニューアル)と思われるかもしれません。
違うんです、ときわ台駅が出来た1935年(昭和10年)のデザインを復刻。
私はどちらかって言うと、こっちの方が板橋区らしくって好きですよ ♪
「不動産屋さんあるある」かもしれませんが、この青い瓦屋根を見ると・・・
「秀和レジデンス」のマンションを彷彿させませんか?
それはさておき、駅舎の壁面にギャラリースペースができていて、これを見ると「ときわ台」の歴史が良くわかります。
ときわ台駅は、1935年(昭和10年)の開設時は「武蔵常盤駅」という名称だったそうです。
ときわ台駅北口の常盤台一丁目・常盤台二丁目には住宅地が広がります。
住宅地は昭和10年のときわ台駅開設の翌年、昭和11年度から東武鉄道によって分譲されました。
その街づくりの特徴は、地区内を一周できる環状のプロムナード(散歩道)。
珍しい曲線を多用した街路となっています。
クルドサック(袋地)も珍しいですね。当時の日本では先駆的な取り組みだったそうです。
「板橋の田園調布」(?)と呼ばれるほど、1区画あたりがゆとりのある住宅地となっています。
池袋駅から東武東上線で5つ目の駅、乗り換えなしで約8分。(1つ前の中板橋駅で、急行通過待ちがたまにあるのがもどかしいですが。。)
ときわ台駅の魅力が少しでもお届けできたら嬉しいです。
後記:EQUiA(エキア)ときわ台も誕生
2019年11月には、ときわ台駅北口横にEQUiA(エキア)ときわ台が誕生しました。
ときわ台駅がさらに魅力的に。
隣駅の上板橋駅(当社ホームリンクの最寄駅です)の再開発も待ち望まれます。