先日、自宅マンションで火災報知器が作動しました。
いや💦わが家ではないですよ!
マンション内の他のお部屋での作動が、マンション内全戸に火災発生という警報を鳴らしたのです。
それが就寝中の朝4時前の出来事です。
慌てて家族を起こして、着の身着のまま外へ避難すると、他の居住者の方々も避難してきていました。
「、、、ホントに火事なの?」
外から眺めても煙らしき様子はみられず。。。
管理人室から警報は鳴り続け、消防車も駆けつける事態となったのですが、結果、誤作動とのこと。
人為的なのか、警報器の異常だったのか分からずじまい。
歳をとってきた私は、一度目が覚めると、再び眠りにつくこともできませんでした笑。
何事もなく良かったのですが、改めて火災保険の重要性を感じさせられた次第です。
火災保険・地震保険とは
火災保険は火事や落雷などのリスクから家を守ってくれる大切なセーフティネットです。
現在、火災保険でもっとも普及しておりますのは、
さまざまな補償が付帯した「オールリスクタイプ」と呼ばれるパッケージ型の火災保険です。
このパッケージに様々なオプションを付帯し様々なリスクに備えます。
地震に伴う火災に備えるには、地震保険が必要です。
例えば、天災による火災は火災保険の対象ですが、
地震発生によって家が燃えてしまった場合、通常の火災保険では対応できません。
地震保険は火災保険とセットで加入します。
地震保険に入らないという選択も可能ですが、地震保険を外すことはあまりお勧めできません。
民法で失火に関する法律が定められており、自宅が火事になり隣の家を燃やしてしまったとしても、
失火者に重大な過失がなければ、損害賠償責任を負わないこととなっています。
つまり地震で自宅の倒壊を免れたとしても、隣の部屋の火災の類焼で自宅が火事になってしまった場合、
地震保険に入っていないと保険が下りず、困った状況になってしまいます。
一方、自宅が火元となり隣家に燃え移った場合に備えた、
隣家の所有者に保険金をお支払する「類焼損害補償」があります。
類焼先の方が火災保険に加入されていない場合や原状回復できるほどの保険金が出なかった場合、
類焼先とのトラブルが発生します。そんな時のトラブルを回避するための保障です。
その他、「日常生活賠償特約」は重要な特約と言えます。
住宅での偶然の事故、またはご本人とご家族が日常生活で他人に損害を与えた場合に支払われる特約です。
突発的な事故によりご家族が被害者でなく、加害者になってしまうことも考えられます。
「日常生活賠償特約」はそういったリスクに備える保障です。
※「日常生活」なので「業務中」の事案は対象となりません。
住まいのリスクは火災だけではありません。
さまざまなリスクに備え、住まいの安心を守るためにも、
火災保険加入時には内容をご確認の上、加入を検討下さい。