コラム3.購入時にかかる諸費用とは
2.購入時の資金計画 | 3.購入時の諸費用とは |
4.住宅ローン金利の種類 | 5.住宅ローンの審査項目 |
6.ペアローンと収入合算 | 7.住宅ローンの事前審査 |
はじめての住宅購入も安心。専門家がわかりやすく解説します。
購入諸費用は購入する住宅の種類などによってその金額は異なりますが、物件価格に対して概ね7~10%程度かかります。
住宅を購入するときの主な諸費用の内訳
印紙税
売買契約書に印紙を貼ることで納税したこととなります。
仲介手数料
購入したお客様が、媒介を依頼した不動産会社に報酬として支払う手数料です。
登記に係る費用
取引内容により必要となる登記事項は変わりますが、所有権移転登記や抵当権設定登記等に要する費用です。通常、司法書士に登記業務を依頼し、司法書士に支払う費用です。
固定資産税等
不動産の所有に対して課税される固定資産税等がありますが、その精算方法は引渡し前日までを売主負担とし、所有権移転日以降の負担を買主として、日割りで計算するのが一般的です。支払い義務は1月1日時点での名義人にあり、買主が日割の精算分を売主に支払います。中古マンションの売買では管理費・修繕積立金等も同様に日割精算します。
ローン諸費用
住宅ローンを利用する場合、事務手数料・保証料等、金銭消費貸借契約書に貼る印紙代が必要となります。ただし金融機関・融資の方法等により違いがあります。
火災保険・地震保険料
自宅の焼失による損害に備えるために加入するのが火災保険ですが、隣家などから火が出て自宅が類焼した場合への備えとしても火災保険の加入は必要です。なぜなら失火責任に関する法律により、火災を起こした人が軽過失であるならば損害賠償責任は免除されることになっているからです。
※引越し費用
通常、諸費用を算出する場合には、引越し費用等は含みません。
『新築建売住宅』を購入されたお客様の諸費用例
4600万円の物件を購入/住宅ローンを4500万円利用
・移転登記等 47万円
・設定登記 11万円
・表示登記 9万円
・仲介手数料 156万円
・銀行事務手数など 99万円
・火災保険 65~40万円
・オプション付帯工事(網戸等) 17万円
⇒ 合計約380万円~400万円(物件価格の約8~9%)
※固定資産税等(日割り分)は別途、引渡しのタイミングによります
・移転登記等 47万円
・設定登記 11万円
・表示登記 9万円
・仲介手数料 156万円
・銀行事務手数など 99万円
・火災保険 65~40万円
・オプション付帯工事(網戸等) 17万円
⇒ 合計約380万円~400万円(物件価格の約8~9%)
※固定資産税等(日割り分)は別途、引渡しのタイミングによります
『中古マンション』を購入されたお客様の諸費用例
4680万円の物件を購入/住宅ローンを4000万円利用
・移転登記・設定登記 32万円
・仲介手数料 160万円
・火災保険料 18万円
・銀行事務手数など 88万円
⇒ 合計約300万円(物件価格の約7%)
※固定資産税等(日割り分)は別途、引渡しのタイミングによります
・移転登記・設定登記 32万円
・仲介手数料 160万円
・火災保険料 18万円
・銀行事務手数など 88万円
⇒ 合計約300万円(物件価格の約7%)
※固定資産税等(日割り分)は別途、引渡しのタイミングによります